★ 56号 ★
インタビュー:奈良美智+graf(グラフ)
「雇われて仕事としてやるんじゃなくて、自分でやりたいと思う人たちと一緒につくることに目に見えない安心感を与えられた。共同で1つのプロジェクトを成功させようとする意気込みが心地よかった」と彼は振り返る。
私の分岐点 My Turning Point
渚あきさん
―震災で実家は全壊。恐怖とともに強く感じた、人のぬくもりと生きていることへの感謝
スペシャルインタビュー
奈良美智+graf(グラフ)
―誰かと共同でつくり、感動をともにする社会に夢を見た
北国に3ヶ月だけ存在する架空の街「AtoZ」
★この夏、青森県弘前市に地図に載っていない街並みが誕生した。奈良美智とクリエイティブユニット「graf」が3年にわたり共同制作してきた小屋が結集した一大プロジェクト「YOSHITOMO NARA+graf AtoZ」展。それは、大人が忘れかけた何かを思い出させてくれる架空の街。
ウディ・アレン
―大金をくれるなら駄作でも喜んで出演する、でも自分で駄作をつくることはない
アフリカの絶望と人々の希望
―アフリカ史上最悪、大虐殺のスーダン内戦の現場から
ストリート・エコノミックス
―中央銀行の東西格差:日本とポーランドの場合
創刊3周年へのメッセージ(英国から)
WORLD STREET NEWS 世界短信
特集 さあ食べよう! おいしい日本のごはん
★ここ数十年の間に日本のごはんは激変している。豊かな海産物や水に恵まれ、旬の魚や野菜を中心に食生活を送ってきた日本人だが、食材はもとより、個食の激増、主食の曖昧化などが進む。
そこで、きのう食べた「ごはん」を、若者55人にアンケート取材。日本人のフードクライシスの状況を、フード・ジャーナリストの金丸弘美さんに聞く。ごはん激変に抗して、幼児対象のキッズ・キッチンプログラムに取り組む中田典子さん、「伝統食列車」を走らせおいしいご飯を伝える宮本千恵子さんにインタビュー。そして、日本のおいしいごはんを、枝元なほみさんのレシピ(照葉樹林ごはん)で、どうぞ。
きのう食べたごはん。
―夕食はカップラーメン、ドーナツ、たこ焼き!? ――検証 20代若者男女55人
世界の厄介者? 日本はフードマイレージNO.1
―食糧輸入、食事の環境負荷、いずれも世界一
「キッズキッチン」、料理を手段に人間の教育
―かまどのごはん、味噌汁、そして魚料理
「伝統食列車」は走り続ける
―若者も郷土食のおいしさに開眼
考えてみました。しみじみおいしいごはん、朝・昼・晩
―枝元なほみさんの、照葉樹林ごはん
世界の当事者になる 奪われた当事者性を奪還せよ!
―雨宮処凛
和樹と環の、ひきこもり社会論
―必然性は「症状」か? 斎藤 環
YOUR ISSUE 読者のオピニオン
☆トモ子とカズ男の今月の議論
FROM THE STREET ―街角と販売者
☆ホームレス人生相談
(コミック)あらっ かりまるん♪ ☆小麦色なきもち
☆今月の人
― チャンスさえあれば、IT業界でもう一花咲かせたい
☆路上から
(MUSIC)毎日が音楽
森林と芝生、太陽の光、そして音楽に包まれる一日
―ap bank fes
(クリエーターの視点)
―映画をつくることは、人間を理解する唯一にして最大の手段
(サブカルチャー)
―お客と、がっぷり四つ。フィギュアのモデラー
(テレビうらおもて)
―イメージをここまで管理するか