8月22日に、藤井克彦さん(笹島診療所)をお招きして講座を開きます

ビッグイシュー名古屋ネットより残暑お見舞い申し上げます。
皆様、暑い中いかがお過ごしですか?販売者は、天敵である雨がひと段落したことにより暑いながらも再び安定して販売することが可能になりました。また名古屋ネット全体としても外部から講師をお招きし、市民講座を開きます。
入場料は無料、事前申込も不要ですので、ご家族やお友達と一緒に是非お越し下さい。      2009年晩夏

◆日時:2009年8月22日土曜日(18:00−20:00)
◆場所:日本福祉大学名古屋キャンパス北館7階
(最寄:JR鶴舞駅名大病院口から徒歩2分、または地下鉄鶴舞駅2番出口より徒歩3分。詳細は下記URL)
http://www.n-fukushi.ac.jp/top_menu/access.htm#s
◆講師: 藤井克彦さん(笹島診療所)
◆題目:「偏見から共生へ」
◆内容:ホームレスとは障がいや疾病、家族の崩壊などの個人的な困難、そして失業や社会保障制度の不備などの経済的な困難等が複合的に絡み合う中で生じる、極限的な社会的排除の一形態である。だから「ホームレス問題」を考えるには、ホームレスのひとびとに責任を初めから押し付けたり目をそらしたりするのではなく、彼ら/彼女らと自分なりの仕方で向き合ってみることが必要になる。今回の講座では1976年より問題の場に身を投じてきた藤井克彦氏に、名古屋の現状と課題についてお話を伺う。

*講師略歴:1976年から名古屋駅周辺で日雇い労働者への支援活動を開始(当初は炊き出し、後に病院や福祉事務所への付き添いなど「医療活動」)。1985年に笹島労働者会館を設立し生活・医療相談を開始。2000年笹島診療所職員となる。2008年職員を退くも、多忙な活動を継続中。著書に『偏見から共生へ』風媒社、2003年(田巻松雄氏との共著)がある。[略歴の一部は同書による]
*講座は日本福祉大学アジア福祉社会開発センターと共催です。