ビッグイシュー基金が設立されました

2003年5月、ビッグイシュー基金の母体である有限会社ビッグイシュー日本が設立されました。ビッグイシュー日本は、「ホームレスの人々の救済ではなく仕事を提供する」ことを目的に活動しています。具体的には、ホームレスの人々の自助・自立を促すために、路上で雑誌を販売してもらい、その売り上げの50%以上を彼らの収入にするというしくみです。2003年9月から2007年5月までの3年9ヶ月で644名が販売者に登録し、205万冊を販売、2億2,550万円の収入を提供してきました。これにより、平均的な売り上げ数の販売者は簡易宿泊所に泊まるなどして、路上を抜け出すことが可能になりつつあります。(名古屋では現在までに3名がアパートに入りました)
しかし、ビッグイシュー日本は約4年の活動を通して、ホームレスの人々の自立には、就業を含めた総合的なサポートが必要であると考え、それらを実現するために2007年7月に非営利団体ビッグイシュー基金を設立しました。
詳しくはビッグイシュー基金をご覧ください

ビッグイシュー基金のスタッフによるブログも始まっています。

各地の様子が写真付きで載っていて結構おもしろいですよ